忍者ブログ

SNGから紡ぎだされたブログです。                          - 新月の夜を経て、空は黎明を迎えゆく -

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「まだ涙にならない悲しみが」
タイトルはkinkiの最新シングルの曲です。
久々のkinkiらしい楽曲になっていて好きな曲。

失恋の歌らしいですが、ワードにとても共感できる。

悲しみが追いつかない。
悲しみが遠くにあって、はっきりとは目に映すこともできない。

いつだって悲しみは突然、ふいに訪れる。
それは想いの深さによって違ってくるもの。

今のわたしは感情的に不完全だからか、疎くなっているのかもしれない。
悲しみの深さが測れない。その瞬間に悲しみを感じたのかもよくわからない。

考えないように、感じないように、思いださないように、悟られないように。
私は起きてご飯を食べ、
病的に大好きなSHのDVDを7カ月ぶりに見て、横になった。
誰もいない空間になって初めて泣いた。
それまでに8時間以上かかった。

まだ少し赤い目で夕食を食べた。
たぶん気づかれていただろうけど、触れられることなく過ごした。

悲しみとのタイムラグがなく涙を流す人もいるし、悲しみに耐えて泣かない人もいる。
たぶん私には悲しみに向き合うだけの感情面での体力がなかったんだと思う。
悲しみの感じ方も向きあい方も人それぞれ。




初めて担当したお客様が亡くなりました。
とても愛嬌のある方でたまの皮肉も面白くて大好きでした。
自分の祖母のように思っていました。
ご家族もとても良い方で、ひよひよで未熟なわたしに優しくしてくださいました。

ずっと自分が担当していくんだと思ってて。
担当を変わることになってしまってショックだった。

そんな私にご家族は
お菓子の詰め合わせ、形に残る物、直筆の手紙を下さいました。
こんなことをしていただけたのは初めてのことでかなり嬉しかったです。
今も大切に持ってます。

本当に大好きで、ずっと一緒にいたかった。

でも私が休職してしまって出来なかった。
会えなくなるなんて思ってもなかった。

まだ職場に行けば会えるらしいんです。
会いに行きたいけど、いけるかどうかわからない。
耐えられるかわからないし、職場までいけるかもわからない。
他の人には会いたくない。怖い。

でももしかしたらこれが与えられた試練なのかもしれない。
下さったものなのかもしれない。
そうも思ってしまう。

私はどうしたらいいんだろう。
家族にすらまだ話せていない。
クリニックの受診まで時間は待ってくれない。

本当に、誰か助けてほしい。

正解があるのかはわからないけれど。
結局は自分自身が負うものだとはわかるけれども。
踏み出す勇気も、踏みとどまることで背負う後悔への覚悟も、まだない。
踏み出した後のリスクも、後悔の中での安定も、選べない。

どうすればいいのか決めてしまえる強さがあったら良かった。

結局どちらになるのかわからないけれど、
100%他の人に会わずに行ける方法がない限り、難しいだろうなとは思ってる。
でもそんなこと出来るわけないのもわかってる。
でも会いたい気持ちがあるのは本当。






拍手

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 管理人のみ閲覧
 
Copyright ©  -- 朔の夜、黎明の朝 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]