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SNGから紡ぎだされたブログです。                          - 新月の夜を経て、空は黎明を迎えゆく -

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「突然の別れ」という傷跡
またまたソレンティアの記事。
今はソレンティア関連の記事、強化週間です(笑)

さっきの日記にもあげたんですが、悠奈の「突然の別れ」に関する傷跡について書いておこうかと。

悠奈が8歳の頃。
悠奈の父が魔法使いとして、戦場に召喚されることになった日。
彼女はちょうど、父親と喧嘩していて、顔も見たくない! っていう状況でした。

戦場に赴く父に、何の言葉もかけられなかった悠奈。
自室の窓からそっと見下ろしたとき、見てしまった。
悠奈が見送りに来ていないとわかったときの、父の困ったような、悲しそうな笑顔。
最期に見たその表情が、今でも忘れられないのです。

これが、一つ目の「突然の別れ」

いつもの日常の延長線上に、いつもの光景として描かれているはずだった出来事が、
実は行き止まりで、父との最期の記憶となってしまった。

2年後、悠奈が10歳のときに、父は戦死して岐路に着きました。
首元にかかっていた3連のペンダント。
その中には、写真が入っていたんです。
母親と、妹、そして、悠奈の写真が。

その写真を見て初めて、悠奈は声をあげて泣きました。



二つ目の別れは、親友との別れ。
12歳の冬。
親友からの電話が始まりでした。
一番仲の良かった親友が、遠縁の親戚の家に行くことになってしまったんです。



三つ目の別れは、お祖父様。

入院中のお祖父様をお見舞いに行ったのは良いけれど、
声をかけても反応がないまま、治療のため退室を求められました。
そして、学校と長旅の疲れで眠ってしまった悠奈は、
一度も祖父と話せないまま、その後、永遠の別れを経験します。

十数年振りに会えたというのに、成長した姿、声さえ目の当たりにしてもらえなかった悲しみ。
そして、自分から動けなかったことに対する後悔。



そして、ソレンティアに入学してからは、大親友のフェスをはじめ、狼さんとの別れを経験します。


こんなことを経て、悠奈は今の悠奈になってます。
『喪失』に関する出来事への思いつめ方は、この辺からきてるんですよ。


ちなみに、お祖父様に関する話は、架月のリアルでもあります(苦笑)

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