SNGから紡ぎだされたブログです。 - 新月の夜を経て、空は黎明を迎えゆく -
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夜中思い浮かんだモノローグ的なもの…。
それを少し種にして、まったく別のものを作ってしまいました。
カレイドの彼の話。
『そう、僕は、誰かに叫びたかった』
『君が(僕が)果てたら、誰が証明するというんだ』
『― 僕らが確かに、生きた証を』
『Proof of ...』
…もう、会えないんだね。
霧雨が織り成す冷たい世界の中
見失ってしまった君の背中を
立ち尽くし 滲む瞳で追っていた…
運命の序曲
奏でられてた別離(わかれ)の連鎖
あぁ、神は
どこまで 堕ちることを望んでるのか
君がもし果てたら
誰が証明するというんだ
壊れた君と 僕の 贖罪の日々を
涙に濡れた 罪の十字架
張りつけられて 真紅を流す
2つの心
誰かを責めたら 楽になれるの?
灰色の空 仰いだ僕に
答えなどない と 雨が降り注ぐ
もう、戻れないんだね
陽だまりが包み込むような世界に
忘れてしまいそうな僕らの思い出を
立ち止まり 痛む心でなぞっていた…
追想の序曲
壊れていった歯車の音が鳴り響く
あぁ、僕は
いつまで 過去を背負ってゆくのか
僕がもし果てたら
誰が証明するというんだ
温かかった 僕らの 幸せの日々を
心に触れた 僕らの時間
想いをはせれば 滴をこぼす
2人の瞳
現世(いま)を捨てたら 楽になれるの?
神秘の泉 臨む僕に
死に救いは無い と 波紋が広がる
*転載・複写など不可*
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