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SNGから紡ぎだされたブログです。                          - 新月の夜を経て、空は黎明を迎えゆく -

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手を伸ばした先にあったのは、いつも君の笑顔だった

久しぶりに書き物を。。。

ふと思いついたので。
こういった書き物を書くとき、私ってよく一人称に「僕」を使います。
女の子目線であんまりかかない^^;
なんかあるんでしょうかね(苦笑)




降り続く雨の中、僕は君を想っていた。




 

雨の夜。

僕はそっと目を閉じた。
雨音だけが僕を現実に引き止めている。
ひどく頼りないのに、どこか優しい。


闇色の窓によりそえば 無機質な冷たさが流れ込んだ。
・・・君の温もりが愛しくなる。

この雨の中、君は今どこにいる?

雨は君に優しく降り注いでいる?
君を傷つけていないだろうか…?

窓に打ち付けた雫が まるで涙のように
映し出された僕に重なる


― “僕は泣いている?”


「逢いたい」なんて言葉には出来ない。
きっと思いが止まらなくなるから。
けれど思わずにはいられないんだ。

君に逢いたい。
君に触れたい。
声を聞きたい。

君がいた頃は いつだって楽しくて
この手を伸ばせば、その先には笑顔があって。
頬に触れた手を優しく包み込んでくれた。

もう君も あの満たされた時間も 取り戻せない



雨音。
雨の雫。

僕の心を貫いてくれ
寂しさに凍えそうな心を


君が包み込んでくれた手を 闇に伸ばす

その先には、君の笑顔が・・・
確かに君の笑顔があったんだ・・・・・・・



*転載・複写など不可*

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