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SNGから紡ぎだされたブログです。                          - 新月の夜を経て、空は黎明を迎えゆく -

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雪のような恋をしていた
タイトルに驚かないでくださいね?
書き物ですから(笑)

季節はずれもいいとこですが、今日はそんな気分なのです。
テーマは雪。

雪って不思議です。
淡くて優しい。美しくて儚い。冷たくて悲しさを秘めている・・・・とか。
雪にもいろいろ捉え方があると思うんです。
そんな雪をテーマに、ちょっと切ない恋の要素を入れて。

じつは、先日の「想いが眠る場所」でも書いた15個くらいのうちの1つです。
元は「雪夢」といいます。
「雪のように儚い、悲しい恋」みたいな感じです。

それをほぼ手直ししてみました。
深夜って危険(笑)

場面としては、部屋の窓から深々と降る夜の雪を眺めて回想しているって感じでしょうか。

それではどうぞー。

「雪のような恋をしていた」

 

-淡い雪のように 優しい恋だった。
  キャンドルの灯のように 笑った顔が なにより好きだった-


思わず伸ばした指先
夜の窓に映る あなたの頬に すべらせた…

本当は触れたいけど、怖くて触れられないの
だって あなたは儚くて…

どれだけ想いを言葉にのせたなら
あなたは振り返ってくれるの?



-つたない恋を 抱いていた-



あなたの笑顔を見ていたいと望み、共にありたいと願っていた
この心が悲鳴をあげても
あなたの痛みを見失わないように

傷つきながら 悲しみながら
あの雪のような 恋をしていた


*転載・複写など不可*


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