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SNGから紡ぎだされたブログです。                          - 新月の夜を経て、空は黎明を迎えゆく -

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久しぶりすぎる
いろいろ書きたいことはあるのですが、仕事上のこと。
まずは最近のことから。
ちょっと暗いお話ですので隠します。



最近、職場でお客様が亡くなりました。
8月を目前にして危ないといわれ、一週間が山場だと言われていたのに、
2週間近く生きておられました。
一週間を越してしまったら、なんかまだ大丈夫なんじゃないか、って思ってしまって。
夜勤の勤務中に二回顔を見て、それから明けの日は残業をしていて
顔を見ずに帰ってしまいました。
その、翌日でした。
職場から夕方に電話がかかってきて、亡くなったのだと聞かされました。
ちょうど通院とかあって外出してたので職場へ行って、お会いしてきました。

お部屋へ入った瞬間、静かな衝撃を受けました。
ずっと見ているとエアーマットが微かに上下して動くんです。
それが、まだ呼吸していて生きているように見えて、
亡くなったという現実味があまりなくって。
30分くらい、ただベッドわきの椅子に座って、じっと見ていることしかできませんでした。
悲しいけれど、悲しくない。そんな不思議な感じでした。
涙は出てきませんでした。
でも、30分以上たっても名前を呼んで、声をかけることができなくって、
そんな自分に悲しくなりました。
それでもその15分後くらいには、語りかけることができました。

夜遅くに職場から移動する、とのことで私は次の日早番だったので
2時間くらいしか傍にいれませんでしたけれど、最期に会えてよかったと思いました。

しばらくは、寂しさだったり悲しみだったりを抱きながら仕事することになりそうです。
主のいない部屋を見たらなんだか込み上げてきそうな気がして、まだ見ていません。

ご冥福を、お祈りいたします。

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